仙台市鍵修理センター
仙台カギ修理センター

玄関ドアの鍵の交換について〜ピッキングなどの被害が心配なので防犯性の高い鍵への交換
アパートやマンションではピッキングに弱いシリンダーが普及していますが、その防犯性の低さが明るみに出されたのは、2000年ころからでしょうか?窃盗団がのきなみ空き巣被害をおよぼしたので、都市部を中心に安全なカギへの認識が高まり、取り替えがすすんでいますが、郊外や地方に一歩出てみるとディスクシリンダー錠のままである家が少なくありません。
マンションに引っ越しされたAさん〜都心の住まいが手狭になったので、今年、郊外の賃貸マンションに引っ越しました。以前からピッキング被害の報道を見てカギが気になっていたので、入居の際に「カギは新しいものに取り替えて下さい」と言って交換費用を払い、取り替えてもらいました。ところが、遊びにきた友人がカギを見るなり「これは、今ピッキング被害がいちばん出ているカギだよ。すぐに取り替えたほうがいい」と言うのです。管理会社に問い合わせたところ、「入居の際に間違いなくカギは新しいものに取り替えたが、このマンションのカギはすべてこのカギに統一されているので、ほかのカギにすることは考えていない」と言われました。一戸でもカギの種類がちがうと管理に不都合が生じるという理由からです。その後、何度かカギの取り替えを要求していますが、具体的な対応がありません。このままにして、万が一、ピッキングで被害を受けた場合には、家主か管理会社に賠償責任を問うことはできるのでしょうか。賃貸住宅では、カギの管理は家主や管理会社の責任のもとでおこなわれます。これらの人々の防犯対策に対する認識が低ければ、この事例のように防犯性の低いカギのままということもありうるわけです。しかし、現在、ディスクシリンダー錠の防犯性の低さ、つまり、ほとんどのピッキング犯はディスクシリンダー錠の付いた住宅を狙うという事実が、一般的に広く知れわたっています。こうした状況下で、居住者からの要求があったにもかかわらず、現状を放置して被害が生じてしまった場合、賠償責任問題にまで発展するという事態も大いに考えられます。

◯ 赤の他人が合カギを持っている
賃貸住宅の場合、カギが破られたわけでも窓が破られたわけでもないのに侵入されることがあります。あなたの部屋のカギを、あなたの知らない誰かが持っているというケースがあるのです。
マンションに住むBさん〜半年前から賃貸マンションの三階に住んでいます。最近、誰かが部屋に入った形跡がありました。出勤前はかならずカーテンを閉めていくのに、帰宅したらカーテンがすこし開いていたのです。気のせいかと思ってそのままにしていましたが、その数日後、今度は引き出しに入れておいた下着がなくなっていました。不安でしたが、被害らしい被害もないので警察に相手にされないのではと思い、届けませんでした。ただ、念のためカギを替えたほうがいいと思い、二日前にカギ屋を呼び、三万円近くかけて取り替えました。ところが昨日、大家さんから勝手にカギを取り替えられては困る、マスターキーが使えなくなるから、もとに戻してほしいと言われました。三万円もかけて取り替えたのに認めてくれないなんて。これでは私の安全が確保できません。
この相談の要点は二つです。まず、侵入被害の警察への届け出について。そして、もう一つは賃貸マンションにおけるカギの問題です。相談者は、金銭的な被害がないという理由で警察への通報を踏みとどまっていますが、とくに一人暮らしの女性の場合は、用心してどんな些細な被害でも届ける必要があります。犯人は空き巣狙いという以外に、ストーカーや変質者という可能性も考えられます。きちんと警察に届けて、しばらくのあいだ付近のパトロールなどを頼んでおくべきです。 金銭的な被害があった場合も、なおさら被害届が必要です。防犯の話からはそれますが、この被害届を確定申告の際に提出すれば、被害額分が税金控除の対象となるのです。
次に、賃貸住宅に入居したときのカギの問題です。賃貸住宅のカギの管理の実状は意外と知られていませんが、現在、日本の賃貸住宅で、居住者が新しくなったときにカギを付け替えているところはほとんどありません。全体の約九割は、事件でもないかぎり、カギを付け替えていないのです。賃借人は引っ越す前に元カギ、合カギをすべて家主や管理会社に返却するのが決まりです。しかし、今は簡単に合カギが作れるので、家主や管理会社も、居住者がどれだけカギを持っているのかを把握することはできません。居住者の良心≠信じるしかないのです。だから、ときとして、前の居住者がカギを持ったままということがまかりとおってしまうのです。あなたが住んでいる賃貸マンション、アパートが新築でないなら、あなたの部屋のカギを持っている赤の他人がどこかにいる、と思って下さい。管理会社や管理人がマスターキーを所有している以外に、前居住者、あるいは前々居住者が合カギを今も持っているトいうケースは、じつはひじょうに多いのです。さらに、以前の居住者が、合カギを恋人や友人にあずけていて、それがそのまま、その人の手もとに残っているというケースもあります。前の居住者やその知人が、どんな目的で、合カギを持ち続けているかはわかりません。単に家主に返すのを忘れているというケースがほとんどでしょう。しかし、なかには、良くない目的のために合カギを手もとに置いたままにしているケースがないともかぎりません。また、返すのを忘れていたという人でも、昔の合カギを見つけ、何かの拍子に入ってみようかと思わないとはいいきれません。ガラスを破られたり、カギが壊されたりしていないのに、人が入った形跡があるという場合は、まず家主に掛け合うことが必要です。カギを家主と現在の居住者以外の者が持っているという場合、家主の管理ミスになります。だから、被害にあったということを家主に訴えれば、カギの付け替え費用を全額負担してくれることもあります。きちんと警察に被害届を出していれば、それも強みになります。ただ、事件らしきことが起こっていないのにカギを替えてほしいと頼んでも、応じてもらえるとはかぎりません。家主の側には法律上、カギを交換しなければいけないという義務はないのです。もし心配だったら、家主と話し合って、代金を折半するなどの方法でカギを取り替えるか、次の項で説明する「ワンドア・ツーロック」にすることをおすすめします。さきほどの板橋区の女性の場合も、前の居住者がそのカギを使って、部屋に忍び込んだ可能性があります。まずかったのは、独断でカギを付け替えてしまったことです。だから、家主から「もとに戻せ」と言われれば、それにしたがうしかないのです。現在は、入居時のカギの取り替えに関して、家主や管理会社にはなんの規制もありませんが、これだけの事件の多さをみれば、なんらかの法的な規制が必要な時期になっているといえます。

◯ワンドア・ツーロックで時間を稼ぐ
一戸建てなら、家族と相談してピッキングに強いカギに付け替えればいいのですが、マンション、アパートなどの集合住宅となると、そうはいきません。前出の事例の場合、マンションは賃貸物件で家主の持ち物なので、当然ながらカギを勝手に付け替えることはできません。しかし、分譲マンションであっても、玄関ドアの外側は共有部分に属することが多く、管理組合の許可が必要な場合もあります。もし、より安全なカギへの付け替えができなかったら、主錠以外に補助錠を取り付ける「ワンドア・ツーロック」にすることです。補助錠は、最近は多くの種類の製品が販売されています。ドアの外枠にネジで固定する外付けタイプのものなら、取り付け工事が不要です。ドア枠にはさんで固定するので、穴を開ける必要もありません。補助錠の狙いは、侵入犯に時間をかけさせることです。侵入は時間との戦いです。カギや窓を破ったりして侵入にかける時間は、だいたい二〜五分といわれています。五分以上かかるなら、七割近くの空き巣は侵入をあきらめます。さらに一〇分以上となると、九割が断念します。時間がかかればかかるほど、人目にふれ、不審な行動をとがめられる可能性が高いからです。一つのドアに二つの錠があれば、それだけ時間がかかるので、侵入をあきらめさせることができます。また、破ろうとしても未遂に終わることが多いというわけです。絶対に破られないカギというのは存在しません。対策として考えられるのは、ピッキングなどのカギ破りに対して、いかに時間稼ぎ≠ェできるかなのです。

◯ドアプレートで実力行使をブロック
安全性の高い、耐ピッキングの錠前を取り付け、補助錠まで付けても、まだ安心できない場合があります。玄関のドア破りは、ピッキングにような精巧な方法ばかりではありません。ドアとドア枠の隙間にバールなどの工具を差し込んで、ドアをぐにゃりと曲げてカンヌキ(ドア面からドア枠を貫く突起。デッドボルトと呼ばれる)を抜くという、手荒い方法もあります。一度、玄関の外に立って、ドアとドアの隙間を確認してみてください。隙間が四、五ミリほどあって、外からカンヌキが見えるようなら、狙われる可能性があります。ここにバールを差して、テコの原理でドア面を曲げてしまうのです。ドア面がへこむことで錠前の位置がずれて、カギが開いてしまいます。空き巣に入られるばかりか、ドアまで壊されてしまってはたまりません。ドアとドア枠の隙間は、「ドアプレート」という市販の防犯グッズで埋めてやることで、侵入者から守ることができます。ドア板のカンヌキまわりに金属板をネジで付けるもので、自分で取り付けができ、ひじょうに簡単で防犯効果があります。たまにバールで曲げられたドアを直して使っているお宅を見かけますが、空き巣に入られたという痕跡がドアにはっきりと残っていて、ちょっと痛々しささえ感じます。同時にこれは、「空き巣被害の経験アリ」と、空き巣に教えているようなものです。「一度、入られたのだから、今は用心しているだろう」と判断してくれればいいのですが、それよりむしろ、「隙のある家」と解釈される可能性のほうが高いかもしれません。ドアプレートはドアにもともとあるネジ穴にネジを入れて取り付けるものです。メーカーごとに形状がちがいますので、品番などチェックしてから購入してください。

◯カギ破りを撃退する防犯ブザー
玄関ドアが破られてしまっても、防犯ブザーが第二の砦≠ニなってくれることがあります。大きな音の出る防犯グッズはかなりの効果を期待できます。防犯ブザーは、センサーが人体に反応して音を発するもの、マグネットがドアの開閉に反応して音を発するもの、ドアやガラスの振動に反応して音を発するものがほとんどです。かなり大きな音が出るので、よほど人気のない建物でないかぎり、ほとんどの侵入犯はあわてて逃げ帰るでしょう。防犯ブザーはホームセンターなどの工具をあつかっている店舗で手に入ります。さまざまな種類があり、価格も二〇〇〇円程度から一万数千円のものまで幅広くありますが、選ぶポイントは、まず、タイマー付きであることです。タイマーが付いていないと、スイッチをオンにしたその瞬間からセンサーが作動してしまいます。これは、家を出るときにうっかり自分で鳴らしてしまうことがあり、厄介です。タイマー付きの防犯ブザーなら、外出する直前にタイマーを入れて、自分が部屋を出て数秒後からセンサーが働くようにして使えます。また、帰ってきたときに自分で警告音を鳴らしてしまわないよう、センサーが感知してから十数秒後に音を発するというようにセットしておきます。時間内にスイッチをオフにすれば、鳴らさずにすむというわけです。侵入犯のなかには、玄関を開けたらすばやく防犯装置を探して、鳴る前に切ってしまう周到な輩もいます。それでも、タイマーに設定された短い時間内に、防犯ブザーを探し出して、さらにスイッチを見つけて切るのは、そう簡単に成功しないでしょう。こうした防犯グッズはあまり安いものを買ってしまうと、センサーのカバーする範囲が狭かったり、作動が鈍かったり、タイマー付きでなかったりすることもあります。かといって、センサーが高性能で誤作動しないものを、と探し求めると、値段は一万円近くになってしまいます。防犯センサーは、高ければ高いほどいいというものでもありません。機器が精密になるとそれだけ、故障しやすかったり、ちょっとしたことにも反応してしまったりと、かえって手がかかることがあるのです。そこで、安くて、確実に音を出してくれるものを一つ紹介しましょう。携帯用の防犯ブザーを玄関用に活用するものです。この防犯ブザーは、ヒモを引き抜くと音が鳴るという、ひじょうに単純なつくりです。これを玄関ドアの内側のノブにかけ、ヒモの先端をドア枠にかけます。空き巣が知らずに開けると、けたたましい音が鳴ります。自分でドアを開けるときは、ヒモを引き抜かない程度までそっと開け、ドアノブから外します。鳴ったり鳴らなかったりする性能の悪いセンサーを買うくらいなら、こうした単純で確実なものを買ったほうが、いざというとき、よほど役に立ちます。これだと、一〇〇〇円程度と安価で、しかも誤作動のない信頼度の高い玄関用防犯ブザーになるのです。一戸建てなら、犬を飼うなどすれば、防犯ブザーの替わりを果たしてくれるかもしれませんが、マンションやアパートではなかなかそうはいきません。しかも、犬より防犯ブザーのほうが確実に警笛を発してくれます。

◯防犯にも役立つ来客用チャイム
防犯ブザーは「防犯用」というだけあって、うっかり鳴らしてしまったときの音は相当なものです。この音がイヤという人は、来客用のセンサーチャイムを防犯ブザーの代わりに玄関に取り付けるのも一案です。よくお店などに入ったとき、来客を知らせるチャイムが鳴ったりしますが、あれと同じものです。防犯ブザーのなかには、警告音とチャイムとを使い分けられるものもあります。チャイムなら、うっかり切り忘れて鳴らしてしまっても、それほどけたたましい音が鳴りませんから、使いやすいといえます。それに、来客用チャイムなら、留守時だけでなく家にいる時も使えるので、家の防犯対策がより万全になります。ウーマンズ・安全生活サイト」に、フリーでデザインの仕事をしているという女性(四一歳)から、玄関チャイムがみごとに空き巣を撃退したという体験談が寄せられました。郊外のマンションを住宅兼仕事場にしています。以前は昼間、家にいるときはカギをかけていなかったのですが、家で仕事をしていたり、テレビを見ていたりすると、玄関の音が聞こえないことがあります。以前、いつのまにか新聞の勧誘員が玄関に上がり込んでいて、びっくりしたことがありました。それ以来、ぶっそうなので昼間でもドアにカギをかけ、さらに玄関に来客用チャイムを取り付け、ドアが開いたらチャイムが鳴るようにしています。先日、体調がすぐれないので、仕事もそこそこにベッドで休んでいました。インターホンが鳴ったのですが、どうせ何かの勧誘だろうと思い、出ずにいました。そしてウトウトとしていたら突然、来客チャイムが鳴ったのです。カギをかけていたはずなのにおかしいなと感じましたが、とりあえず「はーい」と言って出ていきました。そのとき、ドアがバタンと閉まる音がして、バタバタと外の廊下を走っていく音がしました。一瞬で身体がこわばり、頭から血が引いていきました。その後、警察に来てもらい、現場検証をしてもらうと、ピッキングでカギが開けられたものとわかりました。もし、犯人と対面していたらと思うといまだにゾッとします。泥棒が入るのは、誰もいないときばかりではありません。いないものと勘ちがいされて押し入られることもあります。インターホンを鳴らして家人の留守を確かめるという手口は、空き巣狙いの常習犯の常套手段です。このケースでは、もしインターホンに出ていれば、そのまま立ち去ったのでしょうが、応答がなかったので留守と判断したのでしょう。防犯用の来客用チャイムを取り付けておいたのが功を奏して、難を逃れたといったところです。

◯いいカギ屋と悪いカギ屋の見分け方
カギを破られたとき、そうでなくとも、用心のために安全なカギに取り替えたいというときに世話になるのが、いわゆるカギ屋です。また、カギをなくしてしまって家に入れないというときも、開錠をカギ屋に頼みます。タウンページを開けば、カギ屋の名前がぜらりと並んでいますが、一般の人にはどれを選んでいいか、皆目見当がつかないものです。どこがいいのかわからないから、広告の大きな業者にしたり、家からいちばん近いカギ屋にしたりという人も多いかもしれませんが、適当に選ぶと、あとで料金などをめぐってトラブルが起こらないともかぎりません。玄関のカギは家の防犯のかなめになるものですから、信頼できる良い業者を選ぶのが大切です。それには、一つの業者ではなく、いくつか複数のカギ業者に電話をかけてみるのがいいでしょう。電話をかけたら、まず料金体系を確認します。家のカギを二重ロックしている人が、キーホルダーごとなくしてしまって、カギ業者を呼んだところ、カギ一個ごとに出張料金が課せられたということがありました。夜遅くだったし、あわてていたので、ろくに料金の確認もせずに呼んでしまったのでしょう。こちらからの電話で、状況をよく確認もせずにやってくるカギ屋は要注意です。高額な出張料金を要求したり、経験の浅い業者である場合が多いのです。事前に、料金を詳細に教えてくれるところを選びましょう。知識が豊富で良心的なカギ屋は、こちらのニーズをきちんと聞きとって、防犯性の高いもの、コストを抑えたものなど、条件ごとにいくつかの見積りを出してくれます。めやすとして、価格の相場を示しておきましょう。カギ開けの場合、一ヶ所で三〇〇〇円、二ヶ所で五〇〇〇円程度、そのほかの出張費が加わり、全部で八〇〇〇円から一万数千円かかります。夜間になると三〇〇〇円から五〇〇〇円程度の深夜料金が加算されることがあります。カギの付け替えは、カギの種類にもよるのですが、ロータリーシリンダー錠なら一万二〇〇〇円前後、マグネットシリンダー錠、ピンシリンダー錠は一万五〇〇〇円前後です。カバスターは二万八〇〇〇円ほどになります。このほかに出張料金が加算されることもあります。錠前交換をした場合、かならず元カギを三本もらいます。ここで念のため、元カギと合カギの見分け方をお話ししておきましょう。元カギには、メーカー名とキー番号が刻印されています。たとえば、MIWA、SHOWA、GIKEN、CROWNなどが代表的です。そして合カギには、合カギメーカーの名前と、カギの種類が入っています。合カギメーカー名は、FUKI、GSS、GTS、クローバー(四。ツ葉のクローバーマーク)のいずれか。カギの種類は、家のカギだったら「H×××」、国産車のカギだったら「M×××」、外車のカギは「K×××」「G×××」と入っているはずです

仙台カギ修理センターお問い合せ

3000円割引き

価格ボタン